2020.06.26ブログ
いわてで産むノート
バースプラン
新型コロナ感染拡大防止に伴い、全てのことを自粛することが求められ、皆それぞれに頑張って自粛という我慢をしています。何かいうとわがまま!ととらえられてしまうことを怖がっている人も多くいます。
岩手県の花巻市ではお産する施設が年々減少し、産む選択肢がなくなりました。お産は女性とその家族にとってとても大切な家族を迎え入れるための時間です。
そのお産に、産む女性とその家族の想いや希望を伝えるためのバースプランを大切にしてほしい。また、産む場所がこれ以上減少されることがないように!という願いを込めて冊子を作った岩手の「お産と地域医療を考える会」、とっても素敵な冊子です。
岩手県花巻市の方は是非手にとっていただければと思います。
また、ほかの地域の方も参考にしたい!という方は、岩手県花巻市の事務局”おいものせなか”http://oimonosenaka.com/
へお問い合わせください。
今回のコロナ禍によりどの地域でも、バースプランに対応できない!とバースプラン自体を確認してもらえなかった方もいらしたようです。
もちろん、全てのことを聞き入れてほしい!ということではなく、希望を確認してすり合わせる必要があります。それはコロナ禍でなくても必要なことです。
今回のコロナ禍は全ての人にとって初めて経験することなので、全ての人にゆとりがなくなってしまいました。誰のせいでもありません。
しかし、今は「仕方がない!」と不安が強くなって育児に向合えないでいる人。一生懸命頑張ってきたけど、もう限界と涙ながらに電話してくれた人もいます。行ったこともない、会ったこともない人に泣きながら電話した勇気!
「電話くれてありがとう!」
これからは、少しでも伝えられる。聞ける。そんなやり取りの出来る方法を検討してもらいたいです。
バースプラン作成し、すり合わせていく中で「産む女性が主体性をもつことが出来、母となる一歩を踏み出していけます。その伴走者となるのがバースプランを共に考え、お産に臨む医療者(助産師)です。
わからないので、伝えられない方もいらっしゃると思います。そんな方は、不安なこと分からないことを聞いてみて、不安が軽減されたり、納得出来ることでき、お産が近づくにつれて、信頼関係が築けることでバースプランが出来上がっていく人もいます。
産む施設からバースプランについて、聞かれることがないという方は、メモして母子手帳に挟んでおくと良いかもしれません。健診に時間を使てえなくなっています。その分文字にして伝えていくことがあってもいいかもしれません。
大切な命を生み出すその瞬間が、ただただ我慢となる時間にならないように願います。
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